Celemony "Melodyne 4 Studio"を導入しました
みなさんご存知、Melodyne 4の最上位版"Studio"を導入しました!

今まではessentialでやりくりしていたんですが、より積極的な補正にも対応できるように。
「ミックスしてる時間よりMelodyne使ってる時間の方が長い」とまでジョークが飛ばされるほどの必須ツールなので、セールしてる今ひと思いに最上位行っちゃおう!と買ってしまいました。
多分こんな記事見るのなんてプラグインに関心ある人か私のよっぽどのファンか(ひとりかふたりぐらいいて欲しい)だと思うのでMelodyneそのものについての説明は省きます。
迷い込んでしまった人向けに一言で説明すると、「いちばん自然な音程補正ツール」です。
Studioになるとオニオンスキンが使えるんですよね。これが本当に欲しかった。

音程補正の際、特にハモリトラックの補正先を採譜する時に「アレ…これ聴き取れねえ…」ってなった場合、メインのメロディとコード進行から一部勝手に補完したりは結構するんですが、その際にオニオンスキンがあると音を目で確認できるので作業がワンテンポ早くなります。
あとは圧倒的にリズム補正が楽になります。
メイントラックさえキチンと組んでしまえば、ハモリトラックにズレを感じた時「これどっちが早いんだ」って考える必要なくなります。見てちょちょいっと合わせればいいです。最高。
今のところは使用予定がないですが、いざって時にポリフォニック検出に対応してるのも凄い。
2mixの中の楽器をいじる、というのはさすがに厳しめな印象だけど、アコギのアルペジオを一音だけ半音ズラす程度なら使えそうな気がしています。
ピッチモジュレーションツールでより積極的な補正が出来るのもいいですね(ケロりやすいけど)。
ここからがちょっと重要な話になってくるんですが、
Melodyneのアップグレードにより効率の改善ができたため、
リズム補正の料金を¥3,000から¥2,000に引き下げます。
リズム補正は経験上奏者側のニュアンスを大きく殺すことが多く個人的にはあまり推奨していませんが、
奏者のスキル、時間の不足、体力の限界によって「これ以上録ってもよくならない」ことが確定してしまった時。
多分レコーディング一時間伸ばす半額以下の値段設定だと思います。最悪の場合の保険としてご利用いただければ幸いです。