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April 29, 2018

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特集記事

歌ってみたを録るコツ その2 #blog1573

August 30, 2018

歌ってみたを録りたい!録った!

でもなんか微妙に納得いかない!

そんな時に役立つ(かもしれない)コツをちまちま書いてみるシリーズです。

ごく基本のことよりも、ミックス以降のことまで踏まえた少し深い部分にスポットライトを当てていきます。

DAWはReaper最新版/日本語化パッチ(森)/Default 4.0テーマ/MacOSを前提に解説していきますが、他のDAWでも同様のことが可能です。

第1弾から続いてしまった第2弾は、

録る時のエアコンについて。

 

一時期ネタにもされていた「歌い手はエアコン付けられない」という話題。

でも録る時にエアコンが付けられるなら圧倒的に快適です。

さて、エアコンはほんとに「付けられない」んでしょうか?

・なぜエアコンを"付けてはいけない"のか

前提として、一般にボーカルのような音量の小さく、ハイエンド(ざっくり10kHz以上の周波数とします)の必要な楽器はコンデンサマイクを使うことが多いです。

このブログを読んでいる方はご存知の方も多いと思いますが、コンデンサマイクは感度が高く、繊細な声のニュアンスも、そして微細な物音もレスポンスよく音を拾います

 

そう、物音です。

エアコンはどうあがいてもそこそこの動作音を発します。

 

ボーカルのように小さい音は、SN比(サウンドノイズ比、狙った音とそれ以外の雑音の比率)が悪くなりがちです。

さらにボーカルはダイナミクスレンジ(波形の大小)が大きく、しかも楽曲の主役である以上コンプレッサーでがっちり固めるのが基本です。必然的にノイズも増幅されます。

そのため、可能な範囲でノイズを減らしていくのは鉄則とも言えます。

 

私がボーカルレコーディングをする際にはなるべく足踏みや体を叩くことは避けてもらい、足踏みができる方がパフォーマンスが明らかにいい人の場合には厚い布等を敷いて、音をなるべく小さくする等の対策も行います。

 

そりゃーそこまで対策するとなるとエアコンは禁止ですし、窓も遮光カーテンも閉め切って、扇風機や空気清浄機は止めますよね。

・それ以上に重要なこと

いや、でも暑いじゃん!そんなクソ暑い中精神削って歌うわけ!?無理っしょ!

と思うのは当然です。私もそう思います。

 

結論を言います。冷やしすぎない程度にエアコンつけて全力で歌ってください。

 

人により考え方の比重が違う部分はあるのであくまで私の考えですが、

ぐっと我慢をして肉体的/精神的な負担をかけながら歌うよりも、歌そのものに100%集中できる中で歌った方が絶対にいいテイクが録れます。

歌は身体が楽器である以上万全のコンディションで歌うべきですし、テイクを重ねていくのはご存知の通り強烈な精神負担があります。そのエネルギーを残しておくためにも、我慢はしすぎない方が絶対にいいでしょう。

我慢してベストが出せないようでは本末転倒。まずは最高のパフォーマンスを出して下さい。

ノイズはある程度対策できることもありますが、あなたの歌のニュアンスは後から付け足すことはできません。

 

そもそも、あなたが録音中に操作しているPCはDAWの強烈な負荷によりファンをガンガン回しています。

そのファンノイズよりも小さい音で、エアコンが快適な環境を作ってくれることも多いでしょう(当然機種や製造年にもよると思いますが)。

それに、防音室を持っているならともかく、隣の部屋の洗濯機や外ではしゃぐ子供といった周りの音を全てシャットアウトするのは現実的にはかなり難しいです。なるべくの対策をするのは前提として、多少のノイズには目をつぶり、そのノイズに打ち勝っていくほどデカい声を出してください

洋楽がなぜかっこいいか、それはアイツらドラムの音がまずメチャクチャでけーし、それに合わせてギターもベースも音でけーし、何よりそれに負けないでけー声のボーカルがいるからなんです。

先ほどのSN比の観点からも、何より楽器を鳴らしきるという点でも、音楽においてでけー音が出せる奴は正義ですエアコンごときに負けないでください

・エアコンをつける時に気をつけること

とはいえ、可能な範囲でノイズを減らすのは非常に重要です。

なるべくのノイズに対する努力をした後で、マイクの仕組みからエアコンの動作音を拾いづらくしましょう。

 

一般的なコンデンサマイクは単一指向性(カーディオイド)と呼ばれる仕組みを持っています。ご存知の方も多いと思いますが、正面の音を最も多く拾うパターンです。

仕組み上、後ろからの音を拾いづらいようにできています。

そう、拾いづらい位置にエアコンが来れば収録される動作音は圧倒的に小さくなります。

 

エアコンがマイクの後ろ側に来るようマイクをセッティングしましょう。マジで変わります

経験則にはなりますが、非常にシビアなレコーディングでない限り全く問題ないノイズレベルで収録が可能です。

 

ちなみに、超指向性(スーパーカーディオイド)を持っているマイクは真後ろの音をいくらか拾い、後ろ45度の音を拾いづらくなります。

その場合はそのようにセッティングしましょう。

 

持っているマイクのスペック表に、こんな感じの図が載っていると思います

これが指向性を表す表で、黒線が中心から離れるほど音をよく拾い、中心に近いほど音を拾いづらくなります。必ず参照しておきましょう。

 

もちろん、エアコンから排出された風がマイクに当たると動作音と関係なくノイズが出ますし、マイクそのものにもダメージが出る可能性があります。注意してください。

 

また、この方法はPC等、他のノイズ源に対しても有効です。

もし可能であれば、

エアコン-PC(他ノイズ源)-マイク-自分

のような位置取りができるとベストです。

・自宅でエアコンに勝つ声量を出すのが難しい時

リハスタを使いましょう。

 

だいたいのリハスタは個人練習(部屋に入る人数が2名まで、前日から予約開始、みたいな条件で使えることが多いです)というシステムがあり、どんだけ全力で声を出しても隣人から壁ドンを食らうことのない、エアコンもマイクスタンドも完備、さらに店舗によってはポップガードやリフレクションフィルタ、さらにはボーカルを録るのに適したコンデンサマイクの貸し出しまでしている所さえある、そんな理想的な環境を1時間1000円弱ぐらいで貸してくれます。

 

さらにリハスタなら、自宅なら対策の難しかった周りからの音のシャットアウトという最大の難所をクリアしてくれます(隣の部屋に爆音のバンドさえいなければ!)。

 

それこそ換気扇を止め、エアコンを止め、鏡を布で覆えば、環境としてはレコーディングスタジオに近いものが得られます。当然持ち込むPCの動作音までは止められないので100%カンペキではないですが、メジャー流通させることの可能な収録も夢ではないでしょう。

 

もしシビアに録りたい場合は、休憩中に一旦部屋を冷やしておき、収録中はエアコンを切るという使い方もお勧めです。

 

リハスタ側からすると、空いてしまった部屋を長時間埋めてくれるレコーディング客は貴重な存在です。

リハスタのルールさえ守ればまず邪険にされることはないので、「使うの初めてなんですけど、機材持ち込んでレコーディングしてもいいですか?」と聞けば歓迎されます。

「Vo録りたいので、できれば隣が空いてたりすると最高なんですけど」ぐらい言っても実は全然大丈夫です。可否はともかく必ず検討してくれます。

第2弾もありがとうございました。前回から根性論が多くてすみません。

もし「こういうことについて知りたい!」というのがあればTwitterや、匿名がよければほめて箱でも構いません。題材にするので是非気軽に連絡してください。

 

歌ってみたミックス、どなたでも歓迎です。

あなたの制作陣の一人として、是非仲間に加えてください!

 

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